なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

他人への干渉とありがた迷惑

親族だという理由で自分の価値観を押し付けてくる人たちは、いわゆる「ありがた迷惑」だ。自分ごとの範囲に、親は子供までを含んでいるから、迷惑をかけてはいけないだとか、親としての立場だとか、そういう自分の世界観で子供を自分ごとのように扱い、子供…

おもしろさ

人間ぽさはおもしろさを深くする。M-1の審査員コメントで、技術はあるけどその人のキャラみたいなものが上乗せされていないからただ漫才がうまいだけとのコメントがあった。完全にコピーしても平均点は出せるが心を動かすことはできない。滞りなくネタをして…

世界を違う角度でみる

「『退屈』が好きなのは、つまらないものが好きなのではなく、見ているうちに意味が無くなっていく感覚が好きなのだ」とウォーホールは言った。ちょうど一年前に「意味のない意味」ということを考えていた。リゾート地での感覚を文字にしただけだが、強引に…

円環的なこと

回帰的、円環的なものへの安心感。毎日は断片的で非連続の連結だけど、暦や時間という概念で形式的には連続性を保つことで自己同一性を補っている。毎年取り返されるカレンダーイベントは自分たちがバラバラであることへの反発のように思える。世界は広くて…

決めの問題

意思決定をしない人、個人の判断で意思決定してしまう人(誤った決定)、組織の判断で意思決定できる人、の順でよい。間違っていても良いので決めてしまわないと先に進めないことがある。決定は、そのインパクトとタイミングにもよるが、前に進むために必要。

祭りの違和感

祭りとはそもそも環境にとともに成立した、日常の延長にあり、受け継がれていくものである。インスタントに切り出しても響かない。違和感の原因は、空間演出か。大きな空間で距離があると、とたんに顔が見えなくなる。スクリーンで見るものは日常から離れる…

現状以上

多くの事象は満額回答できることはほとんどなくて、いまよりは良いという改善活動が現実。新しくやろうとすると飛び出したときに横の漏れが気になりがちだが、少なくとも出た部分だけは救えるのだからやる意味はあるという解釈が妥当。

テーパリング

4年に一度のオリンピックは尋常じゃない緊張感で前日に練習し過ぎてピーキングに失敗することがある。シミュレーションができないものをいかに経験させるか。PKの練習は意味がないという話に近い。

誰がしゃべるのか

ポジションの高い人が挨拶をする風潮はなんなのか。その場にそういう人がいるということを参加者に知ってもらうという効果があるのかもしれないが、参加者にとって会いたいと思える人かという疑問が常にある。事務局側のよいしょで持ちあげたところで参加者…

折り紙と日本文化

折り紙は日本の多様性の象徴。フラットで2次元平面からいかようにも折ることができ、いろいろなものを作ることができる。また、もういちどフラットにすればまた再利用も可。風呂敷も同じ発想か。究極のエコでもある。外資系の日本法人のオフィスに折り鶴をモ…

体力勝負。

ある程度のプロフェッショナルは身体が丈夫だよねという話をした。限られた時間でパフォーマンスをあげるのはやはりよりコンディションを保ち続ける必要があり。メンタルではなくフィジカルな。結果を出し続けるには体力勝負なところがある。原始的だけどや…

100%は変わる

ある時点での100%はレベルがあがれば100%ではなくなる。そしてレベルを上げるには現時点の100%を出し切るしかない。全力を尽くしてみてようやく課題がみえ、次のステージにいく準備ができる。100%は相対的。自分自身が変わればできることが変わる。本気出し…

しゃべるスピード

言葉を覚えてしまうと言葉が滑ることがある。そうなると耳に入ってこない。わかっていることをしゃべるときも考える余地を与えるペースのほうが伝わる。考える間は、聞く間でもある。早くなりすぎない、円滑になり過ぎない。微妙なところだけど大切なこと。

バランス感覚

ひとりのクライアントにベストを尽くすのと自身の戦略をもって仕事をしながら次の仕事につなげるのと必ずしも一致しないことがあり。そのバランス感覚が人によって異なる。愚直にお客さんに尽くすだけでは(言い方はあれだけど)使い倒されて終わる可能性も…

マリノスおめでとう

マリノスとFC東京の最終戦。前半15分まではファールが多過ぎてゲームがわちゃわちゃしていたが、以降は速いパス回しと狭いエリアでのボールや奪い合いでレベルの高い試合を見せてくれた。マリノスは規律があり、ここにボールが入ったらこう動くといういくつ…

ポップなモチーフ

日常的に誰もがしっているもの。それを大量に描いてみるのがおもしろいのではないかと。シンプルな線で。誰もがといっても日本人だけだし、ドンキホーテやセブンイレブンの看板は斜めの角度からは公式なものはない。ポップなモチーフを崩すというシリーズへ…

普遍的な価値観

普遍的な価値観はあったほうが意思決定がしやすい。毎年、ボーナスをいくらにするか問題があるが、ルールに従って計算するのは簡単だが、そもそもルールが妥当なのかという問題が常にある。ルールは社内で作っているので変わっていくものであり、そのルール…

情報が多すぎるとどこかで悪くなる話

いままで人でやっていたことをロボットでうまくやりすぎると結果は良くないみたく。かなり示唆的。外科医はうまい人は3Dだと逆に手術時間が遅くなるとか。むしろ4Kや8Kのほうがよいと。車のミラーが増えたからといって事故が減るかというとそうではない。情…

とりまき

人によって態度を変えるやつが嫌いだ。偉いひとのまわりにいるとりまきはまったくもって意味がわからない。セキュリティの観点で必要な人員はわかるがそのときだけへらへらとよいしょするのはされるほうも気持ち悪いだろう。明らかな立場的な振る舞いはなん…

みえない対象

みえているものを崩すときには幻覚的に本当にみえている人と想像する人がいる。その描き方もピカソのように特徴的な線だけを捉えるのか、色を組み合わせるのか。みることができないもの(神、宇宙、風、におい…)がモチーフだと、そもそもオリジナルがないの…

モチーフ

ゴッホにはほんとうに世界がみえていたのかもしれない。映画では、自分が目にする太陽や自然、その素晴らしさを伝えたいという描写がされていた。そして好きな作家はすべて素早く迷いのない線を描いていると。みえないものを描く。どうやってかたちを崩すの…

草間彌生

草間彌生♾。強迫神経症。自殺未遂。小さい頃のトラウマ。両親の不仲。ギャラリーと社会と闘って闘ってようやく得た評価。芸術家は生半可なものじゃないことを感じさせる。全体主義の社会で反戦を唱え、家を飛び出してアメリカで戦い、アイデアを男性にパクら…

他者への配慮

自分だけ良ければというスタンスを反省。責務を果たしたのだから問題ないとしてもクライアントが困るのはよくない。当社はいいけどねというのは視野が狭い。

Cybertruck

鉄球で割れたときに"Oh My Fucking God" と言って爆笑するイーロンマスク(*)。アシモの初号機を思い出す(**)。素直にやべぇと堂々と振る舞う人とあわわと焦って隠してしまう人。時代や文化の違いはあれど、ミスを許容する社会と徹底的に叩いてしまう社会…

定点観測

利益が出ているということは単純に現金が増えているわけだけど、現預金は流動しているので増えているという実感はない。しかし定点観測すると、1年前と比べるとそれだけちゃんと増えているタイミングもあって、あたりまえのことに感動する。投資家らに決算…

前例主義とシナプス結合

前例主義は思考停止のようで嫌いだけど、学習という観点ではシナプス結合のスキップのようなニュアンスで蓄積された知識を次に活かせるとも考えられる。誰かが一生のうちに獲得した知識は全てを伝えきれずに死んでいくと落合さんが言っていた。そうだろうと…

ビジネスに必要な嘘

自分が何に腹が立つかは自分が大事にしている部分か。建前を使うやつは言い方が大事なのはわかるが好きにならない。自分の思うように進めるために相手にとって都合のよい理由であたかもそうであるかのように言うというのも好きではない。そうやってうまく人…

世界の区別

こどもが店のディスプレイをがちゃがちゃしてだめだめとなっていた。たしかにこれは誰々の所有物で何かしちゃいけないというのは不自然。世界の区別など人が勝手に作ったものでそんなことは関係がない。こどもは目の前にありおもしろそうな対象があるから触…

value is only price?

アートの価値をテクノロジーではかれないか。値段がつけられることで価値がつくのはこれまでの発想。そもそも価値のないものにプライシングすることで担保している。アートに限らず、資本主義のルールでまわっている世界観。一方で、それだけじゃないよねと…

ZHD

統合までは殴り合いながら切磋琢磨し、統合したあかつきにはともに仲間としてやっていく。冒頭で川邊社長が言っていたラグビーのようなイメージ。「代表取締役はなすべきことをする」という言葉が印象的。ステークホルダーの価値の最大化。たくさんの選択肢…