なにそれ経営者のブログ

女の子は好き。でも結婚したくない。

ひとの気持ちは時間をかけないと変わらない

YESかNOかの結論を出さなくちゃいけなくて、なんとなく話し合う前から答えがわかっている場合、「結論はわかっているから話し合うだけ時間の無駄」と考えるか、「結論はわかっているけど、そうなった過程を話し合って理解して皆が納得することが必要」と考えるか。

相手を慮ってソフトに着地させるほうが結果的には無駄を減らせると思う。結局人間は誰かの言ったことじゃなくて自分の気持ちに従って行動する。世の中が保守的なのはこのためで仕組みが変わって結論ありきでも気持ちを仕組みに寄せるまでには時間差があって、気持ちにひっぱられるからドラスティックな変化はあまり起こらない。

個人で完結させられる仕事であれば、やればいんでしょというスタンスで「めんどくさいから俺やります」という芸風で、周りにもそれを推奨してきたけど、実際そうやって目的合理的に動ける人間なんて一部のエスタブリッシュメントだしそこまで誰かに尽くす必要性もないのがほとんどだから、トップダウンには反発する。現状それでまわってんだからいまいるポジションややり方で心地よいのはあたりまえで、変わることに対するストレス反応は自然。

とはいえ、関係者全員と話し合っても平行線をたどるだけで、ほとんど前に進まない。人の気持ちの変化は待っていてもきりがない。なので、あるタイミングでは見切りをつけてパブリックにさらすことになる。もちろんハードであってもランディングできなきゃ意味がないので、少なくともランディングできるだけの事前の地ならしは必須だけど。

そう考えると、少数のボードがトップダウンで戦略を考えてそれを現場に落とし込むやり方はやっぱり効果的。現場からすれば最初は「あいつら何言ってんだか」感がハンパないけど、有無を言わさずごり押しすることでだんだん現場もあきらめがついて「やらなきゃいけないならやるか」を期待できる。自主的に変わるなんてのはまずもって不可能。

人の気持ちを変えるより、先に仕組みをつくってしまって、そのうえに人をのせたほうが変化を起こしやすい。

結論:結婚したいなら結婚するのが一番の近道

追伸:「理性的な人は、自分を世界に適応させる。非理性的な人は、世界をなんとか自分に適応させようとする。ゆえに、あらゆる進歩は、非理性的な人のおかげである。」ジョージ・バーナード・ショー

補足:生産的なことだけが利益に直結するという考えは矛盾がないという意味で正しいけど、ロジックだけで前に進めようとしてもなかなかうまくいかない。結局ビジネスはフィクションだから、超効率的に無駄をなくしていっても需要側がロジカルじゃないのでハマらない。