なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

契約論

相手に求められていて、それが自分しかできないことであれば、相手のロジックに合わせて、もっていくタイミングさえ間違えなければ営業コストはいらない。

求められてるサービスやノウハウをこちらが持ってる時点で勝ちで、コンペなしでコストかけずめんどうな交渉なしでいける。

脈が少しでもあれば、引き出せばよいだけで、もってきかたさえ間違えなければゴールを決められる。

見積をだすときにはもうほぼ本契約の金額をだすくらいにわかっていて、そもそも見積とか契約なんてのは、後から必要ならつくるくらいの関係性が大事(これが根回ししとけってやつなかもしれない)。

一緒に住んでて、互いに惹かれあってて、あれ?おれたち付き合ってるんだっけ的な。好きです→付き合ってください、みたいな時間軸で契約するのはナンセンスで、そもそも付き合ってるという状態ができたあとに、確認するくらいがちょうどいい。

裏を返せば、脈なしな人を口説き落とすには、先の見えない営業コストがめちゃくちゃかかるから、余裕のある人にしかできず、その時間やお金は別で使ったほうが成果はでやすく。そうこうしてるうちに、婚期を逃す。

仕事と恋愛の話が混在してしているけど、契約書や婚姻届みたいな法的書類ができたのは、メンタルなコミットを信頼できない人間が、いちいちこのひと信頼していいかって確認するための労力を下げるためにつくったものに過ぎないと思えてしまう。

だけど女の子に、おれのことが好きか確認するのは、そもそもおれを信用してないってことだよ(好きに決まっているじゃねーか)とか言うと嫌われるだろうなぁ。

三大嫌いなもの:印鑑、契約、メガバンク

補足:「告白してから交際する」という文化や概念は、欧米にはほとんどない。
参考) 「恋愛しない若者たち」牛窪恵

告白なしで2人で食事したりエッチしたり、一緒に住んでみて、そこから本気で付き合うか、生涯のパートナーになるか考えよう、ってスタンスに同意。告白とか入籍みたいな契約いらんよなぁほんと。

この本によれば、日本の貞操観念が背景にあると。結婚を前提としないエッチはタブーの時代が長く、それがいまは解消されたけど、その名残で真剣さを宣言させるために告白という名の契約をさせているんだと。