なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

ずっとちんこ勃ってるやつなんていない

寝ると忘れる。少なくとも意識がとんで、思考の流れは止まる。いったんリセットされる。特定の個人に対してひどく不快な思いをさせてしまったとしてもずっとムカつかれていることなどない。こっちもずっとムカついているわけではない。どんな感情であれ寝れば薄まる。

なにより疲れる。怒るとか喜ぶとか感情が高ぶっている状態はエネルギーを消費している。そのテンションを保つために、アグレッシブにある感情でキープし続けると、それだけエネルギーが必要なわけでめちゃくちゃ消耗する。ずっとちんこが勃っているやつなんていない。

逆に、おさまらない感情はすごい。すごいエネルギーだ。寝ても覚めてもあの子のことが頭から離れませんみたいな話は性欲のなせる業か。ずっとあいつのことがムカついている、これは相当意識高い。常に戦闘状態の精神力はナチュラルハイに近い。すごい。起きたらすぐに、テンションを戻しているのだろうか。同じ敵を毎日毎日恨み続けるなんてぼくにはできない。だんだんどうでもよくなってくるし、虚しくなる。

ヤった後も好きでいられるか。オンのときは好きだと言える。翌朝どうでもよくなっている状態で関心が持てるか。一周まわってやっぱり好きみたいな。「めんどくさいけど好き」というくらいが、自分がコントロールできてない感があっていい。ポジティブにしろネガティブにしろ。誰かに感情をもっていかれるのはエネルギーのいることで、体力がないとできない。