なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

感覚的時間

アインシュタイン相対性理論の説明で「かわいい女の子と一緒に一時間座っていても、一分間ぐらいにしか感じられない。」と言ったらしいが、時間と満足度はリンクしない。

6時間寝ても深く眠れば一瞬に感じて満足度は低い。それよりも起きた直後にぼーっとしながらする5分の二度寝のほうが寝る幸せを感じ取れているから満足度は高い。

心身のリフレッシュを目的とするなら、6時間のほうが本質的な成果を出しているのに、意識されていないから、本人には伝わらない。

仮に、睡眠に対してお金をチャージしてくださいと言われたら、満足度にお金が支払われるので、6時間より5分のほうが金額が大きくなるかもしれない。

サービス提供者は時間を売っているが、クライアントは価値を買っている。価値は相対的で、主観的な満足度に依存するので、短時間でも高額になる。

二度寝サービスと熟睡サービスが戦うと、二度寝のほうが競争力がある。効率的に稼ぐ力がある。サービス業は時間単価をあげないと売上拡大は見込めないので、どんどん二度寝にシフトするだろう。一方、熟睡は、二度寝と同じ価格だと価格競争に巻き込まれるので、ちゃんと価値を提示するマーケティングをして、正当な値段にするかもしれない。

何をいくらで売るか。人日ビジネスは曖昧過ぎる。寝ているほうは、何にいくら払うかしか関心がない。