なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

効率は効率的か問題

いまは、すぐにものは届くし、情報は次から次へと流れてくる。ものをつくる時間も徹底的にムダが省かれて最短でできあがる。スタートとゴールをみれば速くなっていることは明らか。さらにゴールすればまた次のスタート地点に向かって走り出すから、回転率もあがっている。かくして、時の流れは速くなった。しかしながら濃さはどうだ?

効率は、ほんとうに効率的か。同じことを短時間でできたとして、時間をかけてやっていたときに得たもの全てを得られているか。省かれた過程で失われたもの。アウトプットは次のインプットになることを考えれば、結論だけで十分ではあるものの、あーでもない、こーでもないと悩んだプロセスで得られた何かはそこにはない。社会は、過去の賢人のエッセンスを使うからこそ発展するのだけど(全ての思考をトレースしていたらいまに追いつけない)あまりに楽しすぎていないだろうかという懸念。なんでこんなこと考えてんやろわし…