なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

キャッシュインパクト(続き)

雇用契約で給与が固定されると、生産効率にかんして、人件費のコスト削減効果は見込めない。余剰時間で営業できれば、売上増加の可能性はあるが、実際はそんな隙間時間できちっきちっと違う種類の仕事をまわすことなんてできないし、細かい仕事があったとしても頭の切り替えがうまくいかない。一定時間集中してうみだす仕事ならなおさら。

設備投資も同じことで、スーパーなマシンを購入したとたんにキャッシュインパクトがでるわけではない。代替された人間が成果を出してはじめてお金がうみだされる。もしくは代替された人間がいなくなってはじめて経費が削減される。

人間や機械の能力(効率)をうまくお金に変えようとすると、稼働率がめちゃくちゃ重要で、全体として常に100%に近い稼働ができていないと、なんの意味もない。