なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

嘘をつかずに泳ぐ

AとBを選ぶときに直感で最後はAになるだろうとうすうす感じでいても、Bにのっかっていったん泳ぐことが合意形成においては大事かもという話。これまではさっさとAに決めて先に進めたほうが効率的やんと信じていたけどハードランディングし過ぎるといろいろついてこない。本気でそう思えるタイミングは人それぞれで意思決定のタイミングは早くても遅くてもしくじる。「結婚しよう」と言われ「じゃあしよう」とちゃんと考えてもいないのに答えを出してしくじったこともある。
なので、強引にAにするよりも、Bの話を聞き「そうだよね、Bだよな」とAを説得しにかかるというプレーがきく。プレーといいながらもこのときは自分のなかではBという結論をだしている。つまりこの時点で嘘はついていない。そもそも事実なので嘘をつく必要がない。が、結局Bは無理で最終的にAにおちつく。Aという結論が最初にみえても一時的には本気でBとして動く。AでもBでも正しいからコンフリクトしているのであって、突きつめればどちらでもよい。どちらにしたいかという思いが意思決定に影響してしまって最初にAだと感じたらAになってしまう確率が高いけど、いったんクリアにしてスイングする。
女絡みでいえば、何人と同時に付き合おうが、全員好きなのであれば堂々としていればいいし、なんら問題はない。相手にとって不快かもしれない行為をしていると思うからバレないというやましさがうまれるのであって、選べないのだから仕方がない。会っている時間は少なくともそいつが最高だと思っている…こともあった。同時に満たそうとする、あるいは、どちらかを選ばないといけない、という状況は難しいけど、基本的にはそのときどきの本心に従って行動すれば、こじれることはない。