なにそれ経営者のブログ

女の子は好き。でも結婚したくない。

背理法

理由がわかっているのになぜできないのか。わかっているのならできているはずである、いまできていないのだから、別な理由があるはずである。この論理展開から問題の定義の仕方が間違っている。だからこうすればよい。というところまでもっていきたい(でないとただ否定するだけの奴となってしまい提案がない)。この展開の仕方は、A→Bと思っていたけど、じつはC→Bです。という単純な構図であるものの、Cの構造に独自の着想や発想が付与されるようにも思う。

例えば「日本は失敗を許容しないからイノベーターが育たない」というのはよく聞く話だが、私の感覚ではベンチャー気質な人は多く、失敗を許容するメンタリティは日本にだってある。つまり、少なくともミクロなコミュニティではイノベーターが育たない原因は失敗を許容しないからではない。ではなぜ育たないのか?育たないのではななく、育てられない、育てるインセンティブが働いていない、そもそも育てたいと思っていないなど。このあたりはまとめてエコシステムとかいうわかりにくいワードがあって、たしかに、エコシステムに起因させるのはなんとなくそうかなと思わせるものもある。ただ、これでもまだなにかピンとこない。むしろ育っています、という結論をひっくり返すようなドラスティックな指摘もおもしろいが、ピンとこない理由は、おそらく共通因子でまとめているから、というのも気がする。ひとつひとつの事例に踏み込んでいけば独自の考えだったり習慣がある。