なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

空気を読まない力

筋が通っていることにノーと言えるかがマネージメントの要諦な気がしてきた。正論を無神経に跳ね返す力。現時点では論理的でない意思決定をする勇気。たぶんこれは当事者でないと納得させられないし断行できない。コンサルのように第三者的なポジションだと、間違っているとわかっていながら断行できるだけの権限はない。いま間違っているだけで将来は勝てると読めている場合、根拠はない。その状態でまわりの反対を押し切れるか。賭けられるか。
正論を言ってくる部下がいちばんやっかいだという話を聞いたが、正論をノーとはねのける芯が必要で。現場から離れていないと、もしくは、現場に近くてもあえて空気を無視しないと判断できないかもしれない。デリバリーしようとしたときの弊害は下手に現実を知っていること。それが足枷になり最初から落としどころを考えるとつまらない案しか思いつかない。