なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

大人な対応

相手が怒っているのであれば自分が悪いと思っていなくても謝るべきか。非を認めることになるので簡単に謝らないという考え方もできるが、まずは怒らせたという事実があるのだから、謝ったうえで解決に向けて話をする、という考え方もある。たいてい怒りの原因は、事実誤認か価値観の違いによるものなので会話すればなんとなくはわかるけど、そもそも感情をぶつけてくるやつは少しめんどくさい。なので少なくとも相手が怒っているのであれば自分が悪いと思っていなくても、事態の収束に向けて、謝るという術を身につけてしまった。…という話を二十代のころからお付き合いしている美容師の方としていたら「最近、落ち着きましたね」と言われ。昔のぼくは簡単には謝らなかったでしょうと。自分の気持ちとは裏腹に相手に合わせた行動をするといういわゆる大人な対応は、ある意味、自分にウソをついている。とはいえ、関わり続けなければならない相手とバトルして付き合うのは疲れるし、労力を費やすのももったいない気がしているのでどうしても冷めた感じになる。付き合う相手を自分で選ぶかという話にもつながるが、あまりに負荷がかかり過ぎる場合には切るという判断もでてくる。