なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

リネカーとピクシー

グランパスゲーリー・リネカーという選手がいた。当時、Jリーグがはじまったばかりで海外のすごい人がくると聞かされていて鳴り物入りで入団したけど、日本ではたいした爪痕を残さなかった。いまでは名古屋のファン以外で覚えている人はそんなに多くはないと思う。そして、リネカーが退団して直後ぐらいに、ドラガン・ストイコビッチという選手がきた。いまでこそピクシーは記憶にのこるスーパースターだけど、入団当時はそこまで有名人ではなかったように記憶している。
知識が浅い段階では、知らないからという理由で過去の経歴を参考にしがちたけど、それにとらわれすぎるといま起きていることをバイアスなく見ることができなくなる。どうしても自分の考えに引っ張られるように現実をみてしまい、あれ?こんなもんなのか。こんなはずはない。みたいに自分たちが誤っているかのように感じる。実際ピークは過ぎていてたいした活躍をしていないにもかかわらず。大衆の思考や期待感も、こうあるべきだという思いにしばられていく。でも大事なことはいまこの瞬間。いくら過去にスーパースターであったとしてもいま結果を出していなければただの人。そういえば、海外でも日本でもスーパースターとなった選手もなかにはいて、アントラーズジーコジュビロドゥンガはやばかった。常に現場でいま自分のいる舞台で結果を出し続け。まさにプロフェッショナルの象徴。