なにそれ経営者のブログ

女の子は好き。でも結婚したくない。

機能する論理

果たしてそれはロジックなのか?と思うことがたまにある。「難しいからやらない」も「難しいからやる」もどちらも正しい。難しいこととやるかやらないかに因果関係はないし、難しいというのも客観的事実として難しい場合とただ単に思い込みで難しいと思い込んでいる場合もある。コップ半分の水をどう感じるかと変わらない。どうとでもなるからそれほど意味はない。方向性は同じだけど、立場の違いで違う結論になることもある。新製品を開発するにあたり「大企業が市場ですでに製品を出している」から「自社もやる」もあり得るし「自社はやらない」もあり得る。そんなのは、自社がどうしたいかによる。
両極端の結論を出せる場合はロジックとは言えない。ロジックは客観的な事実に基づいた判断で誰がどのように組んでも同じ結論になるものをいう。1+1はいつ誰が計算しても2になる。気分によって3やら4になっては困る。しかしながら、突き詰めればロジックも厳密には定義に帰着することがあって、前提条件によって揺らぐ。現実社会において、前提条件は揃わないこともあるし、揃っていても変わることもある。実務的には正しい判断の根拠が必要なのであって、理由付けが必要なのではない。素晴らしく整合がとれていて美しく組み立てられたロジックで出された行動に結果が伴わないのは、出した結論に実効性がないからだと思う。実用において機能するのはロジックに加えて、個人の思い(倫理観や哲学とか言われるもの)の強さによるところが大きい。根拠は必要ない。理由付けができたらそれで機能するほど現実は単純ではない。