なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

融ける

日本語は「わかるけどわからない」という表現ごある。でも意味は通じる。英語だとsympathyするけどempathyできないという状態か。英語は共感という概念を「ほんとにわかってんの?」と言わんばかりに明確に区別できるよう2つの単語が用意されている(ちなみにアダムスミスは他人への共感をsympathyと表現した。人間は生得的にかつ学習しながら他人の感情を想像することができるようになると)。
さて、日本語のわかるけどわからないは、もっとその中間みたいな感覚でもある。要するに割り切れない。数学では無理数みたいな数がきちんと定義されて、自然のなかに存在する永遠に続く数をうまく表現しているけど言葉ではそれをうまく表現しきれない。この曖昧としかいいようのない感覚。そのものに融けている感じ。自分でもあるし同時に他人でもある。違うものなのに同じもの。

empathy
the ability to understand other people’s feelingsand problems

sympathy
the feeling of being sorry for someone who is in a bad situation