なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

認証問題

秘密鍵をどこで管理するか問題って、よく考えたら自分も携帯にメインバンクのIDとか暗証番号保存してるから人ごとじゃないなと。いわゆるソフトウェアウォレット的に管理している。覚えられないからどこかに保管しておくとなったとき、みんなどうしてるのだろう。システム的にセキュリティレベルをいくらあげても人間は覚えられないから、どこかにカギを書いて置かないといけない。自分の場合はいつでも取り出せるという意味でパソコンのローカルかケータイ。ハードウェアウォレット使ってる人は家や車のカギみたいに持ち歩いているのだろうか。逆にハードなカギ側をデジタルにするスマートロックみたいなサービスもある。何重にロックしてもそこを突破するためのキーが1箇所にまとまっていたら元も子もないし、保管しないという生体認証的なソリューションも読み取り側のハードの問題でなんかいまいちぱっとしない。認証して通り抜けることはキーが一致すれば本人じゃなくてもできるわけで、どんなキーを使い、誰に預け(もしくは預けず)、どこで管理するのかはユーザー側に突きつけられた課題のように思う。システムが人間の記憶能力を超えてしまっている以上、外部に頼らないと人間は追いつけない。セキュリティはそもそも無理があるんじゃないかという臨界点だからこそ、イノベーティブな何かがでてくる可能性に賭けたい。