なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

30分前集合

昔、部活で一年生は30分前集合という決まりがあった。集合時間の30分前に行くというもの。先輩にはそのルールが適用されない。だいたい一年生は全員30分前に来ていて、先輩が集合時間に遅れ、その人を待って全員が遅れるという。一年生は思う。なんのために早く来たんやと。でもそんな一年生も上級生になると伝統を守り、気が緩み、同じことを繰り返す。そんな理不尽なルール無くしてしまえばいいのに。まず先輩と後輩で時間を分ける必要はない。それから、集合時間に遅れなければ1分前でも構わない。そんなふうに思っていた。ただ、大人になって30分前に現地入りすることがある。VIPを招聘したとき、重要なイベント、お客様のお客様をお待ちするときなど、念のため。何かあるかもしれない、もし遅れたとしても30分あれば本来の集合時間には間に合う、精神的な安心感が得られる、会場で何か準備できるかもしれないなどの理由から。自発的にそうすべきだと思い30分前に行動。実際には、直前に来ても問題ないことがほとんど。しかしながら不安で早めに動いている。部活動で受け継がれていたあの30分前集合は、もしかしたらこれかもしれない。とにかく30分前に集合しろということだけを捉えれば理不尽で無意味と思うけど、なぜこのルールがあるのか、なぜそうすべきなのか、こうした背景、意味を考えればちゃんとそこには理由がある。