なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

ルールに助けられる

その人が辞めたとしても仕事は続くわけで、本人でその引き際を決めるしかなく、そのために決まりやルールなどがあればそれを理由に辞めることができる。例えば、定年制度は65歳などだが、64歳だろうが66歳だろうがそれほど違いはないわけで、それでも65歳になったら辞めるというのは、ルールを使って辞めるという口実を使えることに意味がある。有望な先輩ほど会社としては継続してほしいし、リソースや経験のないベンチャー企業は、頼ってしまい、つなぎとめてしまいがち。だけど、いつまでもこの状態を続けるわけにはいかず、結局、気持ちよく引き際をつくるというのは下の役割ではないだろうか。「歳を重ねるとボケたりしてきて、自分の意図しないところで何かあったとき、やらなきゃよかったなと思いたくない」とおっしゃっていた。理由なんてなんでもよく、平成が終わるタイミングで、とかそういった「ぽい」理由づけがじつは後押ししたりする。