なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

方法論を押す

方法論を押すタイプか、プレーヤーをチューニングするタイプか。後者でがんばってしまう人が多い気がする。とにかくやらなければならないという状況があって、もしくはやるべきことを押し付けられていて、なんとか推し進めようとする。たしかに方法論が正しいとすれば、ある程度まではがんばる必要があるけど、それでももしうまくいかないなら、方法論を疑ったほうがよい。方法論を押してくるタイプの人はこれまたやっかいで、その方法を強く信じていて、原理原則で攻めるのは正論だけど正論で押すだけではちゃんと機能しないこともある。方法が正しくないのは、ワークしないから正しくない場合と、そもそも正しい方法ではない場合がある。もし、前者だとすればポジティブに方法論を変えるべきで、歴史的な経緯や、構造的な問題のせいで、イマイチだと思いながら現実に寄せることは進めるという意味では悪くはない。あるべき姿からはマイナスにも取られがちだけど、何も進まなくなってデッドロックするくらいならできる方法でちょっとでも前に進めたほうがよく。実務の人間はそうやって戦っている。