なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

パラグアイ戦

選手のコンディションは良かった。出てなかった選手たちが多かったのもあるかもしれないかど、身体のキレがある選手が多かったように思う。とくに、武藤なんかはのびのびプレーしていたし、ディフェンス陣も身体を張ってあたっていた。自分のイメージとプレーが一致している選手がいる一方でそうでない選手もいて。乾は決定的なチャンスをふかしたときとか、ドリブルでゴールラインをわったときは天を仰ぎ、前半は明らかに思うようにいっていなかった。後半はフィットさせてきたところはさすが。香川はあいかわらず香川でボールの持ち方とかパスのさばき方はやっぱりうまい。戦術に関してはパッチワークみたいな感じで、3人が連動することはあるがそれは選手間の意思疎通なだけでその場にいたらこう動くだろうというレベルのものだから、ダイナミックさを感じない。近くで見えている選手だからパスをつなぐという当たり前の行為で、事前に決めごととして自動的に先を見越して動くというかたちは見られなかった。スタッツをみると支配率も高く一見すると繋がっているようにみえるが、パラグアイのプレスがなかったという見方のほうが正しい。後半はずいぶんと改善されて、チャンスを作りだす確率があがり、崩してフィニッシュにまで至った。プレーは想像できてしまうとおもしろみにかける。それでも勝てれば全く問題ないけど、ゲームは支配しながら一瞬の隙をつかれて失点もあり。枚数が足りていても点を取られる。誰かがあたりにいけよといえばそうではあるけど、相手はそうならないように動いているのだからゲームの中でそういうシーンをゼロに抑えることは現実的ではない。インタビューでは各選手「チームとしてやるべきこと」「チームとしてできていた」とチームワークを強調していた。日本チームは一丸となっていると。ワールドカップ本番はタフなゲームになることは間違いなく、苦しい状況であることは予想されている。そのうえでどう戦うか。このゲームに関して勝敗は気にしていないとはいえ、勝ててホッとしたというのが本音と思う。