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仕事と彼女と人生観

積み木

grimmsの積み木(*)がめちゃくちゃよい。とにかく気持ちがいい。子供用のおもちゃというよりアートに近い。自然のもので創作物をつくるという行為は原始的に潜在しているがそれを呼び覚ましてくれるかのようなプロダクトライン。

書家の石川九楊さんは、芸術の創造的行為を人間の行動形態から大きく分けて3つに分類(はなす、かく、つむ・くむ)したが、これによると、積み木は文字通り「つむ・くむ」の代表選手。自然物を積み上げたり、組んだりすることによって自然を加算的に変形する表出である。芸術的なジャンルに置き換えれば、陶芸、建築、造園、織物、編物、紙になる。積み木や砂場遊びやあやとりは、子供たちが遊びのなかで自然におこなう行為としての表現のひとつ。

例えば、石を積み上げてアート作品を制作するロックバランシングといったジャンルもあるが、grimmsもそれを意識してか、カラフルなpebblesシリーズを出している。また、ベーシックなrainbow、fire、waterewaves、earthなども組み合わせによってはいかようにも変容する。子供たちはこれをみて大人たちが想像しない遊び方を見つけるに違いない。木でできていて、視覚的にも優しい彩り、かたち。美しく、洗練されている。

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* GRIMM’S Spiel & Holz Design
https://www.grimms.eu/en/