なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

積み木(3)

カメラでとりたい構図はあるのだけど、狙ったイメージにならなくてふと離れたときに撮る前にイメージしていなかったぜんぜん別の角度からとってみると「あれ意外にこっちの方がいいんじゃないか」という発見がある。美大の子と話をしていたときも絶対に入れたいかたちやコンセプトがあって描いてみたらなかなか絵にならないから何度もそこでやり直したときにこれだっていうブレイクスルーがあって突破できることがあると言っていた。色の配色なんかはどの和紙にどの色をまぜればこういう色になる方程式があるようだけど「ぜんぜん絵にならなくて、どうやったら絵になるか」は作品ができる過程で考えるらしい。例えば、十字架をQRコードで表現したいというコンセプトは最初にあったけど、縦の構図でなかなか絵にならなくて、たまたまとんでしまった白い点をカモメにしてみたら、それで淡い背景の海辺、水平線をより際立たせることができたという。ちなみにコンセプトは、ネアンデルタール人が滅びてホモ・サピエンスが生き残ったのは他人と協力することができたからという話を聞き、それを現代的に解釈すべく、宗教的なモチーフである十字架と現代人のつながりの象徴としてのQRコードを重ね合わせて表現したかったとのこと。

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♯きょうのかたち