なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

高級旅館

おおよそ温泉地の高級旅館は、2〜3万円が平均的で、部屋にお風呂があり、きれいめな部屋に泊まれ。一泊5万円以上になると送迎サービスや、部屋の広さやアメニティの多様さが変わってくる。コンシェルジュ的な人が専属でついてくる。周辺サービスも含んでの値段なので、そこでのサービスの質が落ちるとげんなりするし、そこはどんなにカッコいい建物でおしゃれな部屋でも客は離れてしまう。そういうところにくる人たちは、人の少なさ、(大衆的ではない)プライベートなしっぽり感も求めていて。値段が高くなれば結果的に買う人たちも少なくなっていき、客層も限られるが、そのレベルでやりとりされている世界がある。高級外車を購入したときの接待で使われたり、外国からの要人を招いたり。なので、お客さんの立場からすると、カウンターの料理人に評価されれば一流だと思う。彼らはいろいろな人を見てきている。客も逆にみられ、一過性できた人たちなのか普段から洗練された人たちに囲まれた人たちなのか。一瞬で見抜く。値段があがるにつれ、ハードではなくサービスに対しての要求やそれに占める値段の割合が高く。人をもてなすということへの値段はつけられないし、逆にリーズナブルな宿でもホスピタリティあふれるサービスはできる。