なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

なす術なく

何が正しいかは個人の意思とは関係なく決まる。健康だと思っていた人が突然病気になるようなもので。めちゃくちゃ善人でもめちゃくちゃ悪人でも生きるか死ぬかは平等にやってくる。リスクを軽減することはできるが、本人にはどうしても避けられないこともある。株式会社においては、会社法などのルールが定められており、そのルールに従ってジャッジするのが正だとされているので、例え優れた経営者であっても突然解任に追い込まれることだって当然ある。現場の人たちは株主に対して、反発するし混乱はするけど気持ち的に受け入れられないことも容赦なく普通に起こる。世間ではカルロスゴーンが無罪だったらどうすんだよという論調があるが、くしくもこのタイミングで同じように(本人いわく)不当な理由で外され、志半ばで去ったという悔しさしか残らないニュースを聞いた。正しいとされることが必ずしも良いとは限らない。同様に悪いことはすべて不正とも言えない。