なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

無自覚的な愛

各家庭における人の距離感は独特で、でもどんな距離感であってもお互いのことを支え合っているし、いつもあなたの味方だよという疑いようのない関係性があって、そこに温かさを感じる。一緒にいることがもはや自覚すらしないレベルに達していると、そういう感じになるのかもしれない。母親がわが子を守るような本能的な。与えられるほうも与えるほうにも。コミットメントのような義務を負った意思決定とは違う家族的な愛。自分で決めたことではなくはじめから当たり前のように存在している。親子関係は遺伝的にそう思わせる回路があるが、まったくの他人どうしで恋愛をするときには激しい思い込みが必要で逆にこっちのほうは選べる。選べるからこそ選ぶことができない人も。すでにある家族的な温もりは、ある意味、重たいけどそういう関係性はわかりやすくそして強い。