なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

Jean-Michel Basquiat

今年は日本でもバスキア展が企画されていてとても楽しみだ。そしていま、スターになる前のドキュメンタリー映画が上映されている(***)。かれらにとっての憧れの象徴でもあるアンディにポストカードを2枚売ってはしゃぐ話が好きだ。ストリートからスーパースターへ。
◯一貫
当時、誰もが好きになったそう。ストリートのグラフティから個展を開くようになってキャンパスに描きだしてからも変わらない。同じものを描き続けると誰の作品かがすぐにわかる。
◯純粋
作品の説明は不可能、ほとんどautomatic。でありながら、ラインのひとつひとつに根拠がある。
“these look very sloppy these paintings,but every line and everything I do, I know exactly what I do. and it has to be like that. don’t you think this is not or this is done by chance, so these things.”(*)
「描きなぐりに見えるが、どの線も考えて描いている。根拠がある。決して思うなよ。偶然の産物だなんて。」
◯即興
音楽をかけテレビをつけ、永遠に描き続けていながら速い。短期間で多くの作品を描いた。ウォーホールも自分より仕事が速いことに驚いたそう。
He never copied. He always improvised a total revision.(*)
コピーをせず、完全な改作を即興で創り出した。
◯独創
“If you wanna talk about influence , man then then you’ve got to realize that influence is not influence. It’s simply someone’s idea going through my new mind.”(*)
人の影響といっても、いわゆる影響とは違うものだ。誰かの発想が、僕の新しい思考を通り抜ける。

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* 2010「バスキアのすべて
** 1996「バスキア
*** 2017「バスキア、10代最後のとき」
http://www.cetera.co.jp/basquiat/