なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

アジアカップ

前半選手たちも感じていたように、何かがおかしかった。誰かが致命的なミスをしたわけではない。1点目は崩されたわけではないし、いってみればラッキーゴールに近い。でも失点は必然で時間の問題だったのかもしれない。冨安も南野も「守備がはまらなかった」というコメントを残している。森保監督も「相手が3バックで来ることも想定しながら準備をしてきましたが、試合が始まってシステムのミスマッチが起こり、うまくいかない時間帯に失点して、難しいゲームになってしまいました。」と守備の乱れは認めている(*)。ゲームでは想定外が往々にして起こる。ほんのちょっとの違和感が試合を左右する。たしかにカタールも日本チームをよく研究していた。組織的にうまくハメられたのはある。イラン戦が良すぎただけに自分たちはできるという期待からの落差。組織的な守備の修正が間に合わず、攻撃面でもちょっとだけパスのタイミングがあわなかったり、どことなく空回りし。ほんの少しのかけ違い。だけどそれが積み重なってチーム全体に「こんなんじゃだめだなんか違う」という空気は明らかにあった。けして油断していたわけではない。こういうときはゲームの中で選手間で修正が必要だがそこまで成熟したチームではなく。また個人で止められるほど甘くもない。決勝まで順調にきていただけに残念だけど、選手たちにとってはそれぞれが代表の自覚と自信をつけた大会だったように思う。南野の爆発力や堂安のポテンシャルは好きだ。次に期待したい。

2019.2.2 JFAニュース
https://www.jfa.jp/samuraiblue_2019/news/00020414/