なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

時間的な距離から醸し出される存在感

イチローの引退会見。その時間、東京ドームはすぐそばで、近くにスーパースターがいるのに自分は自分の時間で進んでいてのんべんだらりと過ごしていて、なんにも知らなくても世界は動いていて、自分がみえていないだけでチャンスは目の前にある。そんなことを突きつけられる思い。東京にきて夢を叶えるとかそういうのも確かに東京で起きていることは多いけど近くにいながら近くにはない。圧倒的に遠くにいる存在は、時間的な距離で遠く及ばず、物理的に近くにいながら遠いという感覚になる。その場にいて感じることもできるけど、メディアを通しても似たような感覚を立ち上げさせる。


会見はライブでみた。いまの自分には「やりたいことをやれ」というところが刺さった。先日の指原さんもだが、自分に真っ直ぐに向き合っている。ぼく自身がすべきことに縛られ迷っているのだろう。
———————————————-
──子供の頃からの夢であるプロ野球選手になるという夢を叶えて、今、何を得たと思いますか。

 成功かどうかってよくわからないですよね。じゃあどこから成功で、そうじゃないのかって、まったく僕には判断できない。だから成功という言葉は嫌いなんですけど。

 メジャーリーグに挑戦するということは、大変な勇気だと思うんですけど、でも成功、ここではあえて成功と表現しますけど、成功すると思うからやってみたい。それができないと思うから行かないという判断基準では、後悔をうむだろうなと思います。できると思うから挑戦するのではなくて、やりたいと思えば挑戦すればいい。その時にどんな結果が出ようとも後悔はないと思うんですよね。

 じゃあ、自分なりの成功を勝ち取ったところで達成感があるのかというと、それは僕には疑問なので。基本的には、やりたいと思ったことをやっていきたいですよね。

———————————————-