なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

アート購入に至るまで心の動き

すでに確定しているものを探しにいくのか。あいまいなままで購入するのか。個人的にはアートに関しては圧倒的に前者。ギャラリーでいいなと思えるアートにめぐりあったとしてもそこで「よし購入しよう」とはならず、もう心が決まっている状態で、作品決め打ち、もしくは、アーティスト決め打ちで、じゃあどれにしようかと選ぶ。ソーシャルやバーチャルで既に落ちている。リアルでみて、ああやっぱりいいなぁ、リアルアートは違うなぁって。そう考えると、作品そのものの強さだけでなく、何に取り上げられているか、何かとコラボしていたり、センスがいいなと思っていることのデザインとして使われていたり、その人の生き方だったり、発言だったり、文脈だったり、物理的なものからはみ出している概念をつかんで近くにいてほしい、そこから何かを感じとる、自分にとって何かしらの意味がある、そういう存在感のあるアートに対してお金を払いたいと思う。逆説的だけど意味がないと思えるもののほうが潜在的な部分への働きかけが強くて、揺さぶられる。