なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

作風

作家の人間性をのせないと個性はでない。人間は生物的に完全にオリジナルなものはつくられない。ある一定の幅をもって異なる個体が存在する。

ジュリアンオピーのようなミニマリズム、シンプルな線の表現に憧れると同時に、インベーダーのようなストリートアート、グラフティへの興味。この線(*)への関心、根元は何か。素晴らしいものの途中過程で何ものにもなれなかった自分の投影か。一番をとれないが平均は出せるというポジショニングか。社会的に良い顔をしたいといういい子とそれに反抗して立ち向かう方がかっこいいという二面性を共存。自分を掘り下げるとオリジナリティはあるはずだが、まだそこにいきついていない。

技術をもってして崩し、かつ、繊細さ胆力をもってして大胆に下手くそに。キャンバスに描けば売れる気がする。下手くそなんだけど細かいところはきっちりしている。落書きとの違いはそこだ思う。コンセプトは5分くらいでできるが、仕上げは相当に細部まで撤退するのが作品。一瞬のひらめきと地道な積み上げ。

(*)

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