なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

近くにいてほしいけどいてほしくない

困ったことに人間の特徴に「飽きる」という心の動きがある。刺激が「麻痺する」という表現が正しいかもしれない。顔か性格かみたいな古典的な二択は、どんな美人でも見続ければ飽きることを考えると、性格が正しい。

だけど、飽きるくせに刺激は常に欲する。顔もタイプであるに越したことはない。少なくともずっと一緒にいるなら、譲れないラインはある。欲望は満たしても満たしても満たされない。食欲は満たしてもまたお腹すくし、性欲はやってもまたわきおこる。

日常的に接していないとセックスの対象としてみれるけど、慣れてしまうと興奮できない。刺激があるという意味では、プロセスのほうが楽しめる。なので、意中の子をゲットしたらさめる気持ちはわからなくはない。

同棲してまず衝撃なのがブラジャーが洗濯物で干されるということではないだろうか。付き合う前はあんなにもみたいみたいと思っていた彼女のブラジャーが平然と日常の風景となる。これに耐えられるか。

ほんとはパートナーとして近くにいてほしいのに、結婚したくないのは、それが嫌だから、少し離れた距離感を保ちたいという抵抗なのか?

付き合っていてもほとんど会わなくていい派なのは、そういう距離感を心地よいと感じているからなのか?

ひとりの女に決めきれないのは、もしかすると、欲望は満たせないという現実を直視できないわがままなのかもしれない。