なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

削る

「削る」という動詞は、(ほんとは失いたくないけど)大切なものを犠牲にして何かをうみだす創作活動をしているときに使う。身を削る。命を削る。精神を削る。言葉じりはフィジカルに傷つけられているさまだけど、何かとてつもないことに挑戦しているとき、…

本を読みながらの

電車で「携帯電話やスマートフォンをしながらの…」とアナウンス。これまで「本を読みながらの…」というアナウンスがされてこなかったのはそういう人はあまりいなかったからで、携帯が普及しだしてから携帯を電車でもみてしまう人が増えたということ。携帯電…

支配的な言葉

その一言に脳が支配されてしまうことがある。それに触れると「なんでそんなことを言うのか」とその断片からその人が日々考えていることを勝手に否定的に推測してしまい、ずっと気になる。それまでに考えていたことを中断させてしまうくらい支配的で、一瞬で…

アートな態度

人がまったく気にしないことを気にする。というのはアーティスティックな態度かもしれない。so what? なことをただひたすら。だから何なんだ?と言われても本人にしかわからないポイントがあり。自分の時間や基準で動いていて、その基準がたまたまいまの社会…

可視化

やったことに対するリターンがないと何のためにがわからなくなるし、そのためにも自分のやっていることの数値化が必要。数字に責任をもつということ。いまの仕事がどこにつながっていてどれくらいやったのかという測定ができないと(現実がわからないと)改…

忘我

快楽には受動性があって、out of controlの状態にならないとイケないそうだ。しかも完全に自分の予想を超えても危険を感じてしまうので安全が確保された状態での忘我。under control における out of control とでも言うべきか。まわりの雑音を消すという意…

知識と信用

社会学者の大澤先生によると(*)信じることと知ることの間には溝がある。知っていても信じられないことがあるし、信じられないから知ることができないこともある。信じるときには何かしら主体的なコミットが入っているが、知にはダイレクトにコミットするこ…

現在バイアス

目の前で打ち合わせしてる人の問題解決を優先しがちなバイアスに名前をつけたい。どうしても対面している人の困りごとを解決したくなり、そちらに引っ張られる。いまここにいないというだけで不利益を被る人もでてしまう。ていうことがわかっていながらいま…

有刺鉄線

講演メモ。ある次元で連結されたものも次元をあげると非連続になるっていう位相幾何学の考え方は、よくよく考えるとネットで人々が簡単につながるとより孤独を感じるようになるって話と近いところがあって。平たく言えば「接続すると切断される」。トランプ…

意志の境界線

What is left over if I subtract the fact that my arm goes up from the fact that I raise my arm?(Wittgenstein)古典的な意志の定義。「手をあげる−手があがる=意志」。なかなかうまいことをいう。が、意志の境界線はあるのだろうか。いきなりゼロか…

踏むわけがないうんこも踏まれる

道のど真ん中にでかでかとうんこがこかれてて、「まじかよ、こんなとこに。でもここまでわかりやすけりゃ、うんこ踏むやつなんておらんやろ!」と思っていた次の日。まんまと踏んでたやつがいた。絶対にありえないだろうと思っていたことでも、世の中にはや…

複雑系

個々の問題を解決しても全体解決にならない。問題解決の全体感に欠けた解き方。わかりやすい問題を切り出して解いてしまっていることが良くなくて、そういうちまちました個別最適に未来はない。いくらそれをがんばっても前に進んでいるようでいて進んでいな…

箱ベースと意義ベース

先に人を確保する人と先に目的を考える人。ぼくの性格的には圧倒的に後者だ。思いで人を集めないとなんら意味がない。外向けの体制をみせることはたしかにブーストさせるときのはったりとしては一定の効果を発揮するけど持続性がない。なによりだましている…

レベルの違い

無印良品に飾ってあったシルクスクリーンのポスター(*)に目を奪われ。よくよくみたらピカソ作。輪郭だけで「おっ」と思わせるのは流石すぎる。美大ではまず画を描く前に線のトレーニングをすると聞いたことがある。たかが線だけどされど線。線の表情には無…

アジアカップ

前半選手たちも感じていたように、何かがおかしかった。誰かが致命的なミスをしたわけではない。1点目は崩されたわけではないし、いってみればラッキーゴールに近い。でも失点は必然で時間の問題だったのかもしれない。冨安も南野も「守備がはまらなかった…