なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

理由が欲しい病

「理由が欲しいんだね」と言われた。理由なんてまやかしだと(これは本気で)思っているけど、確かになにかしら答えを探してしまっていて、ないまま受け入れることが苦手。なにかしら納得できる理由を考えがち。だけど理由だけではすべてを覆いきれないから迷子になる。答えのない問いはとくに。理性で語ろうとしたアダム・スミスロールズアマルティア・センなど歴史的にみても多くの哲学者たちが挑んできた難問。幸せとは何か、正義とは何か、愛とは何か…。
キングダムで政が言った光とは貨幣に勝るもので、法でもある。目指すべき理想のメタファーだという説に対してそれは違うと一蹴された。人を信じるという根本的かつ絶対的なもので、光とは何かという質問自体がナンセンスであると。ただただ純粋な光で、光は光。シンプルで単純なこと。自分はその域にはまだ達していないのでちゃんと腹おちしなかったけど言わんとすることはなんとなくはわかる。深い…と一瞬思ったけど逆に深くないのか。深くないほうが深い。頭でどんだけ練ったものであろうが心で本質的に思っていることのほうが強い。子供でもわかる。ウケる曲は5〜6分とかの短時間で骨格ができた曲という話に似ている。考えないというわけではなく、考える向きが逆。掘り下げない。ただそのまま。思考のクセを変えるのはなかなか難しい。