なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

よくわからないもの

よくわからないものをなぜわざわざ観に行くのか、ていうのを聞かれることがあるけど、いいと思ったからというのがまずあって(そういう場合はたいてい行かないという選択肢はその時点でなくなる)、ちゃんと説明すると、なぜいいと思ったのか確かめたい、ほんとにいいものか確かめたい、ということに加えて、知らなかった感情が呼び起こされることも期待してたりする。人間の感情は結構繊細で、水の一滴や髪の毛一本から違和感を感じ取ることができる。なので、ホンモノをみると、そこでしか立ちあがらない何かを感じ取ることができると信じている。逆にいろいろ調べてしまってからいくと、自分の持っている知識とつなごうとしてしまって、どこまで先入観をなくして感じとれるかというたたかいにもなるので、そこにいながら心ここに在らずのようなよろしくない状態にならないよう気をつける必要はあるが。そういえばフォトジェニックなんてのはまさにそれで、リアルに感じとれるはずの感情を捨てているようでぼくはあまり好きではない。