なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

戦略はいらない派だったけど

戦略は未来の設計図なので正解はない。つまり、誰でもかける。同意できるかできないかくらいの違い。戦略にコンサルティングを入れている会社はオートクチュールにオーダーメイドして、ありきたりの戦略には飽きていてどうにか勝てる未来を描きたいとアーティストに発注しているようなもの。ただし、どれに賭けるかは事業を営む経営者しか最終的に判断できないのであくまで判断材料に過ぎない。経営者の好みが色濃く出る部分だと思う。
戦略で飯を食っているプロはいて、いくつものケースをみてきている。彼らは最適な戦略を描き、実行手段としての戦術に落としこんでいる。戦略は目標を変えない限り変わることはないが一歩進めばまた違う問題がでてくるので、戦術は次々に変える必要がある。戦略を熟知したうえで現実に反映させやりきることがきわめて大事。
愚直に猛進しても勝てない勝負はある。戦略はあったほうが進みやすい。金を稼いで存続させるためにはどうやって稼いでいくかという設計図があると計画をたてやすい。計画がないと人を配置できない。仕事がとれるまえにどうやって仕事をとっていくかと思いを可視化するかしないか。なんとなくでも地図があったほうがいいと思うか。いきなりダイブしちゃうか。カリスマ的な人であれば、ついてくる人はいるかもしれないけど凡人の場合、丁寧に説明してはじめて人が動く。戦略としての思いをちゃんと言語化できていないと組織がまわらなくなる(お金を払うという手段は意味を考えずにやらせるという点で強烈)。