なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

起業するやつの分類

起業家は社会不適合者だという話がある。社会に不適合なわけじゃなく、既存の社会がバグっているから、いまはたまたま適合しなかったというほうが正確か。

いきなり起業しちゃうやつはまともで、文句をいいながらもとりあえず就職しちゃうようなやつはタチが悪い。それでも誰かに不合理なことを言われるばかりで納得できないから、我慢できなくなって自分で始めるけど、自分ではじめたときにはじめて自分の思いだけでは人が付いてこないことを体験として知る。そのときになってようやく考え方が変わる。ああおれが感じていたことは甘かったかもしれないと。社会の要請にある程度寄せていくことは重要で、事業を継続させるためにはこの路線が固い。メジャーなカテゴリにも思える。こういう系はおそらく起業しても無難な事業で社会的なインパクトを与えるには至らない。社会がバグっているのだとすると、うそ→正直→うそと、うそに出戻りしているような感じで、苦労するタイプ。ある意味自分に正直でいるなら正直でいたほうがよく。自分の気持ちをごまかして正直な方向にドライブさせようとするとそれなりにひずみがでる。
正直路線に入りながらも、社会に引っ張られず変わらない人もいる。ここで理想を描いて突き抜けられるといわゆる社会をリードする存在になる。一般によくイメージされがちなベンチャーの経営者はこのカテゴリかもしれない。
最後に、我慢し続けて定年を迎える忍耐強いやつもいる。

1)最初から起業:正直者
正直
2)就職してから起業(社会に寄せる):一般人
うそ→正直→うそ
3)就職してから起業(社会に寄せない):革命家
うそ→正直
4)就職して定年:マゾ
うそ