モチーフ、ソーシャルコネクト
アーティストがミッキーや肖像画などわかりやすいアイコンを用いるのはみんなが潜在的に保有しているからか。相手が持っているものに接続すればゼロ地点からのジャンプではなくなる。社会との接続も同時にできる。同じ切り口ですでにある企業ブランドを活用する手はどうか。日本でのコンビニなら青はローソンだし緑はファミリーマート、銀行なら赤はUFJだし青はみずほ…色のイメージはすでに刷り込まれているし、幸いなことに企業はそれを推進している。モチーフとして社会に定着しているロゴやブランドを用いるのは喚起させやすい。例えば、MADSAKIさんが村上隆さんのお花やマリリンモンローのポートレートを使って再構築するのはその行為自体がアートなのかもしれないし、へたなブラシペイントでも誰かの心を動かすことがあるから活躍されているのだと思う。