なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

マーケットサイズと実際の売上

推定される市場規模などで原価計算してもあまりいみがないことがある。製造業で車の販売台数はたしかに部材メーカーは影響を受けるがきわめて間接的で実際の取引先が何を考えいくらで買ってくれるか、ミクロな交渉の世界。最終製品の市場と取引先の価格には…

おもしろきこともなき世を

何が違うのか問題をいろいろな人に話していると、やはり合理的な意味は見出せず、ただし他人がそう思うのはもはや否定のしようがなく、そうであるならそうであれという心持ち。「おもしろきこともなき世を面白く、すみなしものは心なりけり」とはよく言った…

代表戦

国家斉唱をする選手の表情がスクリーンに映し出されて心が動かされた。知らない国なのに。代表戦、ましてやワールドカップは特別なものであるのことがわかる。試合前なのに泣いている選手がいるという話は聞いたことはあったけど、たしかにライブでみるとそ…

バンクシー

ギャラリーでバンクシーの作品をはじめてみた。シルクスクリーンで丁寧に仕上げられていた。いい感じににじんでいたり、ズレているのは明らかにコントロールされた偶然。テクニックだけで言えば、もしかしたら同じようにできる人はたくさんいるのかもしれな…

多様性

まずは受け入れる。そのうえで必要な解決策を考える。想定をうわまわったとしても自分のちっぽけな想定なだけで付き合わなければならないのであれば、どんなに相手に非があると感じたとしても怒りは無意味。こちら側の想定どおりにいかないのは自分のやり方…

講演のおもしろさ

つまらないと感じるときは表面的で新しさがない。知らなかったことや知っていても深い洞察が感じられるときは面白さを感じる。抽象度にも方向性があって、メンタリティ的なことはほとんどあたりまえのように共通項があるので聞き飽きている。圧倒的な経験値…

対コスト的な考え方

ビジネスに必要な外向きのメンタリティに関して。行動すること、何かを作り出すこと、人と会って話をすることはコストがかかり、効率化が進んでいない。webページが簡単につくれるようになったいま、なにと交換するか。直線を機械的に引くことができたとして…

これはさすがに…

IT担当大臣が「日本の印章制度・文化を守る議員連盟(はんこ議連)」の会長も兼務している。繰り返しになりますが、私がこの世で三大嫌いなものは、印鑑、契約書、メガバンクです。 2019.9.13 印鑑との両立目指す=竹本IT相:時事ドットコム https://www.j…

戦略の条件

事業が誰かのニーズに適合させていくことだとすると、一方的に流されるだけでなく、自分たちでどれだけドライブさせられるかを考えることが戦略。大義名分を掲げつつ、実際に自分たちがやりたいこととどうやって両立させるか。例えば、新しいことが10あっ…

事業の条件

事業を作っていくことは、誰かが困っていること、不便だなと感じていることに対しての解決策なわけで。それに対する対価。ユーザーとしての自分の感覚は必要だけど十分ではなく、自分と同じように困っている人がいるはずだ、という気持ちが含まれ、つまり、…

純度と自然

通りすがりで「なにこれ?」とチラッとみただけででもそこにアートがあったことで、すくなくとも「あっ!」となっていて、その瞬間がなんか好きで。嘘がない。かりに嫌な気持ちになったとしてもそれを美しいと感じる。人間のピュアな部分に触れていたいとい…

手数料

手数料という考え方は筋が悪い。中間マージンは関所みたいな感じで、いままでなかったのにあるかのようにしてコネクティングコストをかけている。情報のつなぎはたしかに媒介者のセンスかもしれないけど、それによって継続的に課金するというのは結局何に対…

アート購入に至るまで心の動き

すでに確定しているものを探しにいくのか。あいまいなままで購入するのか。個人的にはアートに関しては圧倒的に前者。ギャラリーでいいなと思えるアートにめぐりあったとしてもそこで「よし購入しよう」とはならず、もう心が決まっている状態で、作品決め打…

粛々と

夜のうちに台風が過ぎ去った。各々が自分の家や会社わまりの散らかった落ち葉やゴミの掃除をしていて、そうやってひとりひとりが街全体を綺麗にしていくのだな。放っておくこともできるがなぜか自分のまわりだけはと、きちっとホウキで掃いている。誰に言わ…

そのアウトプットは何か

企画とかコンセプトは欧米では非常に重視されるという言葉が引っかかっている。コンセプトの概念が違うことを差し引いても、実態のないもの手を動かさないやつなど否定的なイメージがある。優れた考え方は売れるのもわかる。特許や権利のような法的に固めら…

ロジカルに解決できないイシューへの対応

思想的に勝手に膨らませていて超えられない重たいものとして刷り込まれていることはある。けどそういうことを深く考えずとりあえずやってみることはできる。考え方は変えられないけど行動することはできる。誰かがそれでハッピーになるのであればそれがひと…

人手不足

介護の現場ですごく一生懸命みんな働いていてそれでも人が足りないといわれ、人を増やしてしまう経営者はよくない。介護保険料は決まっていて単価はあげられないのだから、結果、赤字になり存続できず会社が潰れてしまうという。確かに人が足りないのだけど…

なまえ

「人は言葉を使うとつい、意味に固執してしまう」(*)と言ったのは独立数学者の森田さん。名前に意思はない。千と千尋ではない名前はとても大切なものに描写されているが、自分の体と名前とのつながりへに必然性はない。呼ばれ続ければそうなのかなと思うし…

people looking something

「観ている人」シリーズ。これだ感があり。キーワードをあげると、大きさが伝わる、なんとも言えない物語性、何かがそこにある感じ、現場感、人が介在して完結する、コンテンポラリー向き、パプリックアート向き、よくわからないものがよい、絵になる作品が…

発想の転換

Zoomはアルゴリズムが優れていると聞くけどクラウド上で処理していないという話を聞いた。クライアント側のデバイスのスペックが優れているので処理をせずパスしているだけだと。なのでネット環境がよくない端末はそれなりだけど他の参加者にはには干渉せず…

サッカーとアート

芸術は相互的で観る側がどう感じたかによって完結する。アーティストがどんなに主張しようとも鑑賞者が感じなければ芸術的とは言えない。メッシはアーティストであるとAmazonの「This is football 」で多くの関係者が語っていたが、誰もが想像し得ないことを…

取引バランス

無理やりお金をとるロジックをつくるとかはせず、あちら側が納得できこちら側も損をしない提案に落とす必要がある。いくら正しいことでも受け入れる側ができていないと取引は成立しない。成立しても継続しない。お金は無理やり払わせるものではなくて払いた…

明るさ(2)

ジュリアンオピーの日本八景シリーズ「真鶴半島の上の月」は光が確かに描かれていて物理的に眩しくはないが雰囲気がある。映像のインスタレーションでここまでできるのか。デジタルの絶妙なコントラストで夜の街灯り、月の灯りが感じ取れる。確かにこういう…

明るさ

夕日の美しさも星の輝きも花火の眩しさもビルの灯りも絵や写真に押し込めると圧倒的に物足りなさを感じる。明るさですら表現できない。イラストレーターの配色をどれだけ対比させても同じレベルで整ってしまって現実の明るさには及ばない。この世界の解像度…

ソーシャルネットワーク

残酷だけど直接日々接しているか、何か役に立つことをしているか、その人のことを思っているか何かしらメンテナンスしてないと、たとえ家族であってもその人に対してなんら感じなくなる。フェイスブックが遠くの親戚より隣の隣人と言ったのは正しくて心理的…

思いやり

間違った思いやりもある。自分の価値観を押し付けるというのは、子供がどっかで拾った小さな石ころを大切にしていてかけがえのないものなのに、親がなんやその石ころはと否定して捨ててしまうようなもの。到底理解できないことがあり、わからないけど本人が…

brexのかっこよさ

たしかに与信ガチガチで手続きが遅いクレジットカード会社へのカウンターとしてロックだな。すべてのスタートアップに速攻でカード発行しますよと。 We help startups of all sizes (from recently incorporated to later-stage companies) to instantly get…

しょうもない会議

会議で座った瞬間につまらないものになるなというのは感じられる。これはなんなのか。フラットにみられない。そのひとたちの雰囲気、会議の趣旨などから決めつけてしまっているのはよくないのだけど、でもやっぱり話す前からダメだわこの人たちということを…

リズム

英語のリズムで話すと英語っぽく聞こえる。ネイティブのリズムをいかに自分も同じリズムで話すか。ストレスワードとポーズというのがひとつの解だけどそれだけでなく上がったり下がったりの波がある。外国人が日本語を話すとカタコトのように、英語のリズム…

換金効率

換金の効率が悪くてお金を介さないでダイレクトに信用を積み上げていったほうがよいという話をしていた。お金を通さなくてもものは動くし、そこに加わることで得られるものを返すことができればそれでプロも動くと。サロンは最初の入会金だけであとはボラン…