なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

感情のジレンマ

気持ちをコントロールできたとすると、ほんとの気持ちとちょっと違うから、感情に自由にさせてあげたいけど、自由にさせるとパフォーマンスをキープできなくなるからコントロールしたくなる。そういうものだと割り切って状態(ゾーン)に入れるか。インセプションとかマトリックスのような自覚的な夢に近い。入る前は客観視できるが、いざ世界に入った途端それがすべて。物理的にハイにさせるドラッグはあり、身体から心身をコントロールする試み。もっともピュアなのはナチュラルにハイテンションなることか。朝起きた直後のまっさらな状態で何も意識することなく取り掛かる。昨日のごちゃごちゃも懸案事項も朝だったらなんとかなる気がする。そうやって毎回リセットしてリフレッシュされた状態でもう一度向き合うことの繰り返し。感情がむくむくとわいてくるのは結構ハードな思考の結果だから、もぐらない状況下でことを進めるのはひとつの方法。

真実

みんながやらないからこそやることに価値がある。ネルソン・マンデラは、27年間も自分を拘束していた人を許した。徳が高く、誰もがそうすべきだと思っていながらなかなかできない。こういうことにこそ、価値がある。軽いほうに流されがちな意思決定を重いけど正しいほうにもっていく。わかるけど、できないこと。生死に関わるような究極でなくとも日常的に結構ある。それらひとつひとつを是正していけば、健康的だし、世の中もっとよくなる気がする。

戦術的ファールと国民性

ベルギー戦のカウンターを分析したNHKの番組(*)。ロスタイムのコーナーキックで、キーパーにキャッチされ一瞬下を向いた吉田とキーパーがキャッチする前からカウンターを狙って走り出していたデプロイネ。スラムダンクで花道が言ったあの「戻れ!センドーが狙ってくるぞ!」(**)を彷彿させる。キーパーからパスを受けたデプロイネは、トップスピードで走り出してドリブルのリズムを変え、山口蛍をはがす。緻密。マンチェスターシティでペップからの信頼も厚い。世界最高峰の選手。ゲームでの存在感が半端ない。ワンプレーの質。いわゆる世界との差。14秒を分析したコメントでオシムがファールしてでも止めなかったことについて「日本人の国民性」と評していた。たしかに吉田選手も自分はイエローをもらっていなかったからキーパーにあたって止めることもできたと語っていたが身体は反応していない。とっさの判断でそれができるかどうか。どれだけサッカー脳を鍛えたとしても、論理的に理解できたとしても、ぎりぎりの状態だと、性格的に戦術的ファールを許容できない(どこかで心のストッパーがかかる)のが確かに日本人かもしれない。勝ちにこだわると言いながら、とるべき手段と選択は、選手個人の倫理観や正義感が多分に影響する。やっていいことと悪いことがある。現代サッカーではファールして止めることは当然だとされているらしいが、果たして日本人は何も感じず、削りにいけるか。若いうちから欧州でプレーしている選手たちもそういうしたたかさは当然理解しているはずだ。とはいえ、戦術的ファールは、ファールであり、下手をすれば相手選手に、致命的な怪我を負わせることにつながる。意図的にファールすることの是非に正解はない。ただ、ファールすること、または、しないことのどちらかを美徳とするかは、たしかにオシムの言うように国民性がでる。デプロイネが速すぎて(***)削ることすらできなかったのかもしれない。西野監督は選手たちに「ロストフの空を忘れるな」と言ったらしい。次のワールドカップまでに日本の選手たちがどう変わっていくか楽しみではある。

* ロストフの14秒日本vs.ベルギー 知られざる物語 http://www6.nhk.or.jp/special/sp/detail/index.html?aid=20181208_2

** スラムダンク 21巻

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*** 番組によると、このときデプロイネの速さは30km/h 。1km2分、つまり、100mを12秒のスプリントをしたことになる。

M-1 2018

かまいたちに対する、志らくさんのコメント。うまいなと思ってしまったので少し点数をさげた、「うまい」は「面白い」より先にきてはならない、は示唆深く。技術ではなくただおもしろいものを。対照的に、次のジャルジャルは何が面白いのかわからないけど…という枕詞で表されていて、松本さんの「途中で屁こいてもうたからね」という表現がまさに。くだらなくてどうでも良いことは単純におもしろい。くだらねえなぁ、何やってんだこいつらというところから派生している原理的な笑い。笑いのメカニズムはわかっていなくて、人は多くの情報を感じ取っている。くだらないことで笑えるというコンテクストの理解。言葉の意味で言えば「スベる」というニュアンスがつかめた気がする。ウケないという表面的な事象を指すだけではなく、お客さんの深い部分にまで至らない、という意味を含む。プロの芸人さんは、狙って笑いを取りにいくわけだけど、ひとりよがりはだめで、何発か打ち込んでハメにいく。同業者は多くのパターンを知識として知っているからこそ、なかなかハメられない=なかなか笑えない。「うねる」「ハマる」も秀逸な形容詞。届けてナンボの世界でどんなにおもしろいネタでも、目の前にいるお客さんに届かなければ突き抜けない。

断言する

◯◯するやつまじで嫌い!とか◯◯は大好きです!とかストレートに表現する人に心を揺さぶられる。ポジションをとっているし、素直に気持ちを伝えることは自分があまりできないから、どっちとも取れるような発言をしがちだから、憧れるのかも。良いものは良いし、悪いものは悪い。それをすぱっと述べられるか。調和を意識し過ぎると直球ど真ん中にほろっとする。

英語脳

「最近どう?寒いね。」でも「厳寒の候いかがお過ごしでしょうか」でも英語にしたら、How are you feeling chilly? みたいな味気ない英訳になる。英語のほうが簡単で、下手に表現力がついてしまっているから英訳に困る。日本語は相手との関係性で英語以上に言葉を変えなくてはいけない。日本語表現は高度だから本来英語のほうが簡単なはずである。

ファクタリング

こういうビジネス(*)なりたっちゃうんだなぁ…典型的なFintechの事例。短期的な資金需要に応えつつ、スケールさせれば成立するマイクロペイメント。AI使った信用リスクの評価。昔からあるファクタリングというサービスのアップデート。メガバンクが手を出しにくい領域。どこを切り取ってもイマっぽい。売上確定してる請求書はたしかにはやくキャッシュにしたい。けど手数料抜かれてまでみんな現金化したいのね。わかるけど…

* OLTA https://www.olta.co.jp/