なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

役割

アオアシ。名著。つまるところ教育論か。マネージャー目線もありつつ、プレーヤー目線もある。プロとして必要なマインドとスキルを身につけるために、どのタイミングでどうやって教えるか、身につけるか。
自滅する原因のひとつに、リーダーだから、キャプテンだからと勘違いして背追い込み過ぎるパターンがある。チームの代表になったり、そのポジションを与えられたりしたとき、それまでの思い込みで、勝手にこうあるべきと突っ走る。果たしてほんとにそうなのかと。アシトは、FWだから自分が絶対に点を取るんだというエゴから、周りと連動することを覚え、それでも無意識でフィニッシャーに自分を置いてしまっていたエゴが抜けきれず。でも最終的には点を取るのは自分でもよいというところに行き着く。アシトが点を取るという数字だけみれば同じだけど、最初と最後では得点の質がぜんぜんちがう。結果を出し続けなければならない世界では、狙って点を取ることが求められる。
チームで何を期待されていて自分はどう機能すればよいか。「サッカーをする」という表現がでてくるが、認識の共有ができてないと成り立たない。勝ちたいという思いは監督もコーチも選手も同じ。でもやるのは選手で、選手が自ら必要性を感じて動かないとハマらない。やり過ぎるのもよくないし、やるべきことをやらないのもよくない。チーム戦術に落とし込んだときに、個人の理解度がもろに出る。ひとりでできることなんて限られている。チームが勝つための役割。その理解と実行。