なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

よくわからないけど惹きつけられる人の魅力

自分で出した答えに自信を持つとともに自分だけで出した答えなんてたいしたことないという相反することを同時に思っている。どちらか一方のみが正しいというわけでなく、どちらも正しい。矛盾した状態が気持ちとしてはしっくりくる。論理的に考えることは整理するのには役に立つけど両義的な状態が現実には多い。なので、お客さんに提案をするときには当然、自分のいま時点のベストを尽くすのだけど、話していくうちにアイデアが育って変わることはある。そこを取り下げるやら言ってることが違うやらと現象だけを捉えられてしまうととても本意ではなくて自信はあるけど変化は受け入れるし、考え方が変わることは普通にある。ブレているわけでなく、現実を正しく認識するとしかるべき答えは導かれる。ビジネスではコミットメントという言葉にあるように、極めて合理的な条件が提示され、変えられない、守るべき約束ことを前提に進めることは多い。そんななかで、言い訳と思われないよう、まじめに考えて約束を守らないほうがよいということもある。結局は書面ではなくてこいつの言っていることが信用できるかみたいな話になってくるので、超法規的な合意をどれくらいできるか、それがその人の凄さであるように思う。立場が高くなればなるほど多くの人の合意形成が必要条件になる。それをも超えて納得させてしまう人は、いわゆるカリスマやらリーダーシップなどと表現される何かがある。