なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

やらされ感はあってよい

レンガを積んでいる労働者の話。レンガを積むのではなく、城を使ってると考えている人のほうが素晴らしいみたいな考え方は一方的な(雇用するほうの)価値観の押し付けな気がして。そうではなくて「何をつくってるのかよくわからんのだけどレンガは誰よりも美しく完璧に仕上げられる」という職人的気質のほうがかっこいい。やらされてる感は別にあってもよくて、でも自分の仕事に対しての誇りや深み、誰にも譲れない部分、「お前らにはこの仕事はできないだろ」という軸のほうがイケてないか。デザインはようわからんのだけど、デザイナーの価値観でカッコいいらしい作品を、実際に作る人はそういう無理難題を言われても求められる要求水準を超えていくような。互いがそれぞれの分野で高いレベルで闘うという構図。共通の価値観などなくてよく。ただいい仕事をしたい。それだけで良いものはできる。アート作品のプリント技術に関しても似たようなストーリーがある。