なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

過去をなぞっているかもしれないリスク

新しいことをやろうとすると、結局、同じ答えにしか行き着かないのではないかという恐怖がある。これまで多くの人たちが挑んできて同じようにできなかったことで、いまの状況があるのだとすると、自分で考えているようでいて実はぜんぜん考えていない可能性がある。自分が知らないだけで同じ道をたどっているかもしれない。アカデミアの世界でマスターベーションして気持ちよくなることを目的としているなら問題ないけど、我々はビジネスをしている。新しいことや付加価値のあることを生み出さないと死んじゃうわけで、のほほんと知的好奇心で仮説をたてたところで、行き着く先は同じ…だとするとやばい。もしかすると、現状すでにあるクソのような状況が答えにしかならなくて、過去なんとかしようとがんばってがんばっていまがあるのかもしれない。そこを超えていくためには過去のトレースやロジカルなアプローチでは不十分で、正当な方法では追いつかない。後ろ向きに考えているのか前にむかって考えられているのか。そこをしっかりと意識しておかないとかけた時間の割に出てきた答えがそれかよ的になる。