なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

2017-01-01から1年間の記事一覧

共通認識

人が不快に感じるシーンはある程度の共通性があって節度のある人はそれを守って関係をつくっていくのだけど、不快なことの認識が共有されていないと「えっ」となる。文化的な違いは許容すべきだけど、文化や社会以前に、人として誰かを差別的に扱ったり、傷…

お金の位置付け

確かに貰うもんは貰ったほうがよいけどお金にそこまで強いこだわりはない。だけどどうしてもこれくらい貰わないとやってられんみたいなことを考えるときもあって、そんな思考のときはその仕事にストレスが過剰にかかっている。お金でキャンセルしているよう…

解決と解消(おまけ)

女の子に関して、会話したいとかデートしたいとかエッチしたいとか個別サービスはコンビニエンス的に存在している。でもそのとき刹那的満足感が得られたとしてもまたすぐに穴ができてきりがない。時間軸を共有して連続的に接しないと自分の気持ちが解消され…

解決と解消

アインシュタインは「重要な問題は、それがつくられたときと同じ水準の知性では解くことができない」といっている。 The problems that exist in the world today cannot be solved by the level of thinking that created them. 問題を解く方法は解決と解消…

大人な対応

相手が怒っているのであれば自分が悪いと思っていなくても謝るべきか。非を認めることになるので簡単に謝らないという考え方もできるが、まずは怒らせたという事実があるのだから、謝ったうえで解決に向けて話をする、という考え方もある。たいてい怒りの原…

言ってほしい人に言ってもらえるということ

仕事ではいろいろな人と付き合わなくてはいけなくて、理不尽に攻撃的な人をいかにおさめるかみたいなところも仕事のひとつなので、精神的に削られることも多く、そうしたクレーム処理のようなことばかりが重なると、本当に自分のことを思ってくれる人からの…

あるのにない

世界的に有名なベンチャー企業も本社にいくとひっそりとたたずんでいてその存在に気がつかないことがある。先行している知識が多くて勝手にイメージを膨らませているが、物理的にはなんら、なんら特徴がない。意気揚々と上京して東京にきたものの東京は何も…

寄り切り

後輩が結婚するという話を聞いて、一回別れた子だっていうのを聞いて自分と重ねてしまった。彼も結婚する意味がわからず横綱相撲で寄り切られたというタイプ。アクロバティックな技を繰り広げたわけでなく言葉どおり自然に。相手がしたいというからすると。…

サブスクリプション

とあるファームの人間がコンサルティングの人月ビジネスは限界だよねと言っていた。人増やさないと稼げないというのはたしかにきつい。それで上位のファームはサブスクリプションモデルに移行しつつあり、中堅以下のファームは人を増やしてコモディティ化し…

変わることが正なのか

disruptは、イノベーションの文脈で聞くケースがほとんどで、なぜかdisruptiveを否定できない空気を感じている。ほんとか。毒されていないだろうか。これぞまさにフィルターバブルじゃなかろうか。disruptiveの意味は混乱するとか秩序を乱すというもので、日…

学びとは"つながり"に気づくことかもしれない

ユージン・ウィグナーは「自然科学における数学の理不尽な有効性」という論文で、自然科学と数学を結びつける調和は unreasonable なeffectiveness であると述べている。認めざるを得ないけどそうなっているという表現がなんとも物理学者らしく微笑ましい。…

人間はいまだにたし算とかけ算の関係すらわかっていない

中高生にわかるIUTの解説ということで加藤先生の講演を聞きに行った。感動した。なんとわかりやすい解説か。望月先生の論文がヤバいヤバいと騒がれているが、世界で理解できている人が数名という話ではなく、数学的にみてどれくらいウルトラC的な発想をして…

よくわからないけど惹きつけられる人の魅力

自分で出した答えに自信を持つとともに自分だけで出した答えなんてたいしたことないという相反することを同時に思っている。どちらか一方のみが正しいというわけでなく、どちらも正しい。矛盾した状態が気持ちとしてはしっくりくる。論理的に考えることは整…

ずっと考えているわけではない

同じ空間・場所にいれば、相手のタイミングで話しかけられたりする。それをどこまで許容できるか。お互い相手のことを四六時中考えているわけではない。仕事であれば「でなければならない」という制約で(だからこそお互いに気持ちよく働ける空間は必要なの…

勝手に妄想力

想像でそっちの世界に入っているひとはそれが当たり前になっているので、外のひとからみるとプラスの方向に振れていて崇高なことのように思えるけど、なかのひとからみればそれが基準なので、むしろゼロ。現実はひとつだから、外からゼロにみえていてもなか…

抑圧が行動を決める

「仕事の熱量は怒り」ということを以前書いたが「革命の裏には抑圧がある」ということことを國分先生がおっしゃっていた。モチベーションの源泉は怒りだとすると「どう考えてもおかしい、歪んでいる」という不条理は、社会や権力などによる一方的な押しつけ…

遊牧民

器をつくって、人なりお金なりをプールして同時にいくつものことができるというのが会社のひとつの存在意義。器があれば、事業のポートフォリオが組めるのでリスクを自社内に閉じた状態でとることができる。個人プレーだと市場のニーズに合わせにいって目先…

中間管理職

社長からしたらなんでできないのか。権限も与えた。能力が低いわけではない。でも現場を動かせない。足りないものがあれば言えと指示は出している。だけどまわらない。なぜかまわらない。社長の権限を使って言えばできることでも担当レベルがいくらいっても…

空気を読まない力

筋が通っていることにノーと言えるかがマネージメントの要諦な気がしてきた。正論を無神経に跳ね返す力。現時点では論理的でない意思決定をする勇気。たぶんこれは当事者でないと納得させられないし断行できない。コンサルのように第三者的なポジションだと…

全くもって本気

(この人は全くもって本気だ…)が面白過ぎる。 https://r25.jp/article/457769397635085606? ふつう、わかっていても何かしらの理由をつけてやれない。変だと思っていてもいやいやできないよそれはという感じでやらない。やっていけないことなどないのに。ま…

あくせく

タクシーの運転手さんに「空が高くなっちゃったねぇ」と言われた。もう秋の空。のんびりしている。こちらが分単位であくせくしているのとは対照的。地方にいくと感じるときの流れの遅さはどこからくるのか。タクシーの運転手さん、コンビニの店員さん、東京…

そんなこと言われてもどうしようもない

映画「おクジラさま」を観た。確かに、ふたつの正義の物語だった。クジラ、伝統、食、命に対する関する考え方が異なり(*1)前提条件が違う人たちが対立していて、いわゆる互いに「話が通じない」という状況におちている。法的には違反していない。だからと…

理解できないことを理解するということ

小さなこどもは高いビルのうえから地上のひとをみてちっちゃい人がいると、自分がみたままを現実として受けとめるという話が引っ掛かっている。いまの学生は反戦デモをみて、未開の民族の集団ダンスと勘違いしたとか、映画タイタニックで最後に海に身を投げ…

人は簡単に変われない

ロバート・キーガン先生の著書「なぜ人と組織は変われないのか」で示されている「免疫マップ」を使って、気になっている女性がいるのに、なぜ踏み込めないのかを分析。結論としては、自分が傷つきたくなくて自分を守るためと人に言うために仕事をしていて、…

せめて素直でありたい

なんでわかんねーのかなぁというときに、バカなのかこいつはと思うのもいいけど、わかる素養のないやつは世の中にはいて、いくらわかってもらおうとしてもわかってもらえない。そうなったときにはロジックではもはや無理で感情を伝えるコミュニケーションに…

現実と紙面の乖離

たいていの問題はどちらかが明らかに間違っているというのはなく、両方筋が通っていていわゆるコンフリクトしている状態が多い。どちらを取るかというのは価値観でそこに正しさはない。ルールでそうなっているから、という理由はひとつの論理だけど、そもそ…

そぞろ神

仕事の熱量は怒りなんじゃないかと思えてきた。テンションが高けれりゃハイパフォーマンスを発揮できて、テンションを維持させる動機はなんだってよく、なかでも怒りのという源泉は強い。どう考えてもおかしいやろという思いは居ても立っても居られなくする…

忘れない予定

グーグルカレンダーがないと自分の今日のスケジュールさえわからないのだけど、どうやら、カレンダーに頼らなくても勝手に意識下にある予定がある。それは自分にとって重要であり、かつ、常にどこかで関心を捨てきれないイベントなのかもしれない。意識して…

プロの喋り手さんの話し方

昨日、東大で吉笑ゼミというのがあり、吉笑さんに関しては「現在落語論」を読んで以来、超ファンになったんだけど、しかもゲストが森田真生さんだということで行くしかないということで聞きに行った。やっぱり素晴らしかった。じつはファンと言いながら落語…

目的的に考えると世界は狭くなる

謝ることに意味はあるのか。ごめんなさいと言ったところで、やっちまったもんは変わらないし、気持ち的に何か変わるかというとそうでもない。謝るという行為が、ある一連の手続きになってしまっているようで、謝ることで謝ったほうも謝られたほうも何も変わ…