なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

アートはジョークだ

バンクシー による初監督作品「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」で、ティエリーの成功に対して語った一言。ハイコンテクストな、ときには政治的なメッセージを作品にこめたものが表現的には簡易的なところにおとしこまれるとそのものがコピーできてしまう、文脈でなく。作品としてのインターフェースの区別はつきにくい。表面、表層は同じ。ティエリーはわかりやすくコピーを実行した。価値のつくものとつかないもの。価値のつくものは、誰かが認めたもの。 その誰かが間違っていたらどうなのか。間違っているもあっているもそもそも存在しない。コンテンポラリーアートとして評価されているものと、それを模した二次創作を引くと、残るものは何か。テクニカルで真似ができない領域は、最新のテクノロジーを使っていたりするが、それも陳腐化され、テクノロジーがアートの基盤だとすると時代性 が切り離せない。黒澤明監督の当時、最新の技術を駆使されて撮られた映画よりも、七人の侍のような技術的には難易度の高くなかった映画の方が後世に残って評価されて いる。