なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

本気かブラフか

東芝さんは何を守ろうとしているのか。いまの経営陣はだめだったんだから「おれたち無能でしたごめんなさい、だから外から代わりの人連れてきます、後はよろしく」で経営に執着しないほうがいい気がするんだけどなぁ。難しいカードをあえてきっている。結論は出ていながら、少なくともそのプロセスをふんだことで反対勢力に「だから言ったでしょ、だめだって」と抑え込むための事実を作っているのか。そうせざるを得ない背景要因が絡み合っているのか。それとも、本気で抱き合わせで本体への資金援助をしてもらおうと思っているのか。強引に進めればわだかまりは残るけど、いつかはわかってくれるはず。というかそう思い込むしかないのでは。個人的には殴られてじわじわ残るよりスパッと斬られてはやく完治するほうが好き。痛みの種類はさることながら、その痛みを誰が負うのか、そして最終的にだれを守るのか。守りたいのか。取締役会ではどんな会話がなされているのだろう。コンフリクトしたとき、どうにか前に進むために権力がある。権力は正しく使えば機能する。決めはど真ん中でシンプルにいったほうがいい。