なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

デザイン思考

誰かが考えた仕組みで動くのか。自ら仕組みをつくるのか。客の要望にこたえるのか。客をついてこさせるのか。後者のほうが明らかに競争力がある。お金を稼げる。ゲームのルールを変えたものにだけ、集まる情報があり、依頼される案件がある。
仕組みを変えようとしている過程では、ちょっとずつ萌芽がみえはじめる。今までと同じやり方で刈り取ってしまうと育たない。仕組みが完全に近づくまでは、どちらかといえば萌芽が自発的に育つよう環境を整えるほうに注力したほうがよい。手を掛けるとリソースがいくらあっても足りなくなる。
臨界点をこえれば、勝手に誰かが攻略法を考え出して、自分たちの外の力で動き出す。多くの人間が関わり出せば従わざるを得ない。それが社会の流れであり、その流れは誰かによって仕掛けられている。競争をしているやつらより、競争をさせてるやつのほうが強い。
仕組みを設計した人間は、なぜそうなったのか。なにがうまくいって何がうまくいかなかったのか。すべてわかる。できた後に関わる人間は、外からみればどちらも同じようにみえるけど、考え方までは引き継がれない。仕組みの本質が理解できていないと、その仕組みを育てることはできない。