なにそれ経営者のブログ

仕事と彼女と人生観

モチーフ

ゴッホにはほんとうに世界がみえていたのかもしれない。映画では、自分が目にする太陽や自然、その素晴らしさを伝えたいという描写がされていた。そして好きな作家はすべて素早く迷いのない線を描いていると。みえないものを描く。どうやってかたちを崩すのか。数学的に証明されている美しい数式を使うのか。激しい色使いをするのか。誰もがみえないものを離れすぎずそれらしく表現する。言われてみればそうかもしれないというラインはある。それが最先端の数学や理論物理に根差していればそりゃエスタブリッシュの知的好奇心は刺激されるだろう。村上隆が2015年に円相シリーズで11th Dimeension、Poincare Conjecture、Dark Matter、Black Holeといった作品を発表しているのはさすがとしか言いようがない。モチーフとして日本文化、アニメ、オタクなどと言われているが、美しいと感じられるものはほとんど抑えている。